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2017年8月10日 (木)

(276)神道の一年祭

高校の同期生であるH君の一年祭にお参りしてきました。昨年の葬場祭(お葬式)から、早や一年。本当にもう一年が過ぎたのかと感慨を覚えながら。

 

仏教では故人が成仏するよう、極楽浄土へと送りますが、神道では故人の御霊をその家にとどめ、家の守護神となってもらうという、仏教とは大きく違う考え方に基づいているそうです。仏教伝来以前からあった八百万の神への信仰をベースにした日本固有の儀式なんですね。

 

一年祭についても儀式を執り行う神職の方が、とても丁寧に説明してくださいました。つい最近参列した仏教の一周忌では(仏教でもお坊さんの質によるのでしょうが)、ただ15分ばかりお経をあげて、お坊さんはさっさと帰ってしまわれましたが、ここでは、神職の方が、最近ご自身の親を送った話をされ、H君の奥さまにねぎらいの言葉をかけ、参列者には、御霊にお祈りを捧げて、これから見守っていただきましょう、と話されました。とても温かい、また清々しい想いがしました。

 

自宅での儀式のあと、お墓にも参拝しましたが、墓石には「夢」という字が彫られ、墓石の前には、故人が愛用したパソコンとマウスをかたどった石の彫り物が置かれていました。遠くへ行ってしまうのではなく、近くでパソコンをしながら、見守っているよ、という彼のメッセージのようでした。神式は何だか自由で、おおらかで、いいな、と思いました。

 

終わった後、一緒に行った仲間たちが遠来の筆者をねぎらう企画を立ててくれ、久しぶりに箱根で一泊し、とりとめない話を楽しみました。それぞれが人生最後の直線を走っている自分を思いながら。H君のおかげでこうして集まって歓談しているのに、この場にH君がいたら、どれだけ楽しかったかとつい矛盾した思いに囚われましたが、きっと、彼も一緒にいてくれたのかもしれません。合掌

 

 

 

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