« (274)暑中お見舞い | トップページ | (276)神道の一年祭 »

2017年7月30日 (日)

(275)安倍さんの政治(3)

当ブログは拉致問題、憲法改正方針を中心に安倍政治への批判を行ってきましたが、ここにきて内閣支持率が一挙に30%台へ急降下してきました。政権復帰から4年目を過ぎたつい最近まで5060%という歴代内閣に見られない高支持率でしたが・・・。安倍一強体制に何が起こったのか。その主因はどうやら「慢心」と「女性問題」のようです。

 

きっかけは今年の春先から世間を騒がせた「森友学園問題」。私立の「愛国教育」を標榜する小学校建設のために、国有地が不当に安く払い下げられたという。その小学校の名誉校長に、首相夫人の安倍昭恵さんが就任しており、生徒募集に首相の名前も使われていたといいます。そのためか、財務省、近畿財務局がこの学園に便宜を図ったのではないかという問題。

 

この昭恵夫人、自民党の方針に反するように、脱原発を標榜するミュージシャンと交流したり、「大麻解禁論」を主張したり、自ら小料理店のオーナーとなったりと実に奔放。いままた国会で問題とされている「加計学園疑惑」でも、安倍さんと加計学園理事長らの飲み会の写真をフェイスブックに投稿し、「クリスマスイブ・・・男たちの悪だくみ(?)」とタイトルをつけるなど、およそファーストレディの行状とは思えない。

 

安倍さんお気に入りの稲田防衛大臣。さまざま問題を起こした挙句、内閣改造の1週間前というタイミングで先週辞任しました。(しかも、防衛省の事務次官、陸上幕僚長も道連れに。)未来の首相候補として育てるために、ほとんど防衛に関しては無知な彼女を大臣にしたうえ、問題を起こすたびに、かばい続けた結果ですから、安倍さんへの国民の信頼はガタ落ちとなりました。特に中年女性層からの反撃が高いそうで、目玉政策に「女性が輝く社会」をブチ上げた安倍さんでしたが、その女性に足元をすくわれた格好です。

 

夫人の「放し飼い」も、稲田氏寵愛も、首相自らの慢心からでたことだと思います。取り巻きたちにも、陰で批判はしても、諫める人がいなかったわけで、結局、独裁的な政治になっていたということではないでしょうか。野党第一党の民進党が、これまた女性党首が辞任するという体たらくで、これまでも安倍さんへの批判が、野党支持に回らないため、慢心が慢心を生んでいたことも傷を深めることにつながったと思います。

 

防衛大臣と、次期自衛隊制服組のトップである統合幕僚長と目されていた陸幕長の辞任で、大きな空白が生じた金曜日の夜、皮肉にも北朝鮮がアメリカ本土にとどくICBMをぶっ放しました。もはや日本の防衛を安倍さんには任せておけなくなったという象徴的な夜だったと思います。

 

安倍さんが生き残る道はただひとつ。美辞麗句を弄するのではなく、結果を出すこと、これに尽きると思います。

 

 

 

« (274)暑中お見舞い | トップページ | (276)神道の一年祭 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1594571/71283716

この記事へのトラックバック一覧です: (275)安倍さんの政治(3):

« (274)暑中お見舞い | トップページ | (276)神道の一年祭 »