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2017年3月 3日 (金)

(256)日米議会の違い

トランプ大統領の施政方針演説を聴いた。上下両院の国会議員を前に、何を、どんな態度で話すのか興味があった。意外にも用意した原稿を素直に読み、態度もこれまでの大統領らしくない振る舞いは影を潜めて穏やかな感じさえした。支持率が40%台と低迷し、国民にこれ以上不安を与えてもいけないと政権内部で真剣に話し合ったのだろう。演説に好感をもった国民は80%近いという、打って変わった評価となったようだ。演説の中身は相変わらずの大風呂敷を広げただけだったのだが・・・。

 

しかし、日本の首相の国会演説とは大いに違うものがあった。国会議員の質なのだろう。まず、ヤジがない。みんな整然と聴いている。賛同した場合、拍手をし、スタンディングオベーションも惜しまない。野党の民主党席からも、個別の内容に賛同する人は周りを気にすることなく、立ち上がって拍手をしている。フェアだな、と感じる。

 

国防費を大幅に引き上げる、と言っても、冷静に聴いている。日本の首相がいえば、野党もメディアも、ただでは済まさないといった対応を見せるだろうが・・・。特殊作戦に従事して亡くなった米兵の家族が紹介され、「国家と国民、そして家族を守るために勇敢に戦った彼を誇りに思う」と大統領が弔意を表すと、議場の全員がこの日一番の長い拍手を、米兵の奥さんに向かって送っている。

 

南スーダンに派遣されている自衛隊隊員が、もし命を落とし、首相が同じことを言ったとして、国会はどういう反応を見せるのだろう。派遣自体が間違っていたと野党は騒ぎ立て、海外派兵を止めさせようとするだろう。そうなれば、命を落とした本人も家族も、救われない。国家の命令に命を賭して戦うのが軍人だ。ながらく戦争を戦っていない日本人は、自衛隊を軍とは言わず、隊員を軍人とは呼ばない。ISと戦う米国の感覚はなかなか理解できないだろう。

 

今日も国会では、「愛国教育」を行っている幼稚園が、豊中市に小学校を新設するその用地問題で長い時間をかけて質疑をしている。端数はあるが、約9億円で評価されている国有地をたった1億円に値引きした、その差額8億円は、地中に埋められたゴミの撤去費だというのである。この小学校の名誉校長に安倍首相夫人が就任していたというので、野党からの追及は日増しに強まっている。首相もつい「私が関与していたのなら、総理を辞任する!」と啖呵を切ってしまった。果たして無事逃げ切れるか。飼い犬に手をかまれた首相、ピンチである。

 

私立学校の認可問題が起こったついでといっては何だが、国会は東京都に朝鮮大学校の認可取消しを勧告してもらいたい。この大学校は、北朝鮮の金日成を賛美していた当時の美濃部東京都知事が認可したもので、その後、この学校のエリートが、日本人を拉致する工作員になっているといわれている。

 

つい話題がとんでしまったが、日本の国会議員には、米議会の良いところは学んでいただかねばならないし、周辺国の軍事力が増すなか、現実的な国の防衛とはいかなることか、大いに議論してほしい。

 

 

 

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