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2017年1月27日 (金)

(251)トランプ大統領登場

さる120日、アメリカ大統領についにドナルド・トランプ氏が就任しました。理念と言えば「アメリカ第一!」、これまでの大統領たちが掲げてきたそれとはまったく異なるものです。しかも就任後一週間で、12本の大統領令を出し続けている。これも歴代大統領とは比較にならない異常な回数だそうです。「メキシコとの国境に壁を作って、費用はメキシコに負担させる」、「TPPから永久に脱退」「オバマケアは廃止」「中東(国名を名指しして)移民受け入れ中止」などなど。

 

就任演説も「被害者意識」の丸出しです。

「われわれはアメリカの産業を犠牲にして、他国の産業を豊かにしてきた。」

「米軍の嘆かわしい劣化を招いた一方で、他国の軍に資金援助してきた。」

「自国の国境防衛をおろそかにする一方で、他国の国境をわれわれが守ってきた。」等々。

そして・・・

「われわれの雇用を取り戻す。」「われわれの国境を取り戻す。」「われわれの富を取り戻す。」「われわれの夢を取り戻す。」・・・「みんなでアメリカをふたたび強くしよう。豊かにしよう。誇り高くしよう。偉大にしよう。・・・」

 

辛坊治郎氏は、こんな感想を発信しています。いい得て妙です。

・・・「これって、沖縄の一部政治家や、沖縄のマスコミと同じ手法じゃん。」と思ったからです。大衆の怒りに火をつけ、「俺はお前たちの味方だ」と感じさせる一番いい方法は、大衆に向かって、「お前たちはあいつらのせいでひどい目にあっている。お前たちは被差別者であり、被害者なのだ。」と思い込ませることなんですね。

 

さてこの先世界はどうなっていくのか。日本はどうすべきか・・・。

日本もこれまでのようにアメリカに頼っていけなくなるから、真の独立国になるチャンスになる、という意見はもっともだと思いますが、これまで70年も、アメリカに「守られてきた」(と、勝手に思っていた)わが政府・国会(国民も)は本当にその気概を持てるのでしょうか心配はありますが、この際しっかりチェンジしなければ、世界の中で置いて行かれるでしょう。

 

安倍さんはトランプ氏を説得に行こうと考えているようですが、それはとても無理というもの。まずは、国民に次のように言ってほしいと思います。

 

「トランプさんの登場で、私はようやく目が覚めました。最近、広島や真珠湾で、オバマさんとうまくいっていたので錯覚していました。本当にお恥ずかしいことでした。

 

まず、胸につけたブルーリボンバッジの意味は何だったか、そう北朝鮮から国民を取り返すことだったのです。諸外国に協力を依頼して回ってはいたのですが、これは間違いでした。私自身がするべき仕事だったのです。さっそく北朝鮮に行って必ず被害者のみなさまを取り返してきます。そのためには私の命も差し出す覚悟で乗り込みますので、これまでのことはどうぞお許しください。

 

それから、わが憲法も、まず前文と第九条の改正からやるべきだったことをすっかり忘れていました。トランプさんから突き放されて気がつきました。日本と日本人を守る自前の憲法を作らなければなりません。もし公明党のみなさんが反対されたときは、連立を解消します。国民のみなさま。もう一度だけ私を支持してください。かならず立派にやり直し、日本、第一!を実現しますから。」

 

日本人はみな優しいから、受け入れるのではないでしょうかね。

もし、安倍さんができなければ、小池百合子首相が案外早く実現するのではないでしょうか。

 

 

 

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コメント

僕は辛坊治郎という人がどんな人かまったく知りませんが、引用されているコメントには異論があります。なるほど、沖縄の政治家やマスコミについてそういう批判のあることは承知しており、以前、ある会合で同様の話を得意げにしていた独立のジャーナリストがいました。確かにそういう面も一部にはあろうかと思いますが、だからといって、戦中戦後からずっと沖縄に背負わせている負担の不公平さを想うとき、そういう形で話をそらし、聴衆を笑わせててしまうやり方には強い不快感を覚えました。
 これにトランプのやり方をなぞらえるのはいかがなものでしょうか。

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