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2016年5月 7日 (土)

(219)「北朝鮮という瓦礫」

今年の連休も、うち3日間は「中之島まつり」にブースを設けて、

拉致被害者救出を求める署名活動をした。

 

東京から駆けつけ、2日間「まつり」に参加してくれた増元るみ子さんの弟、照明さんが、

マイクを持って、このたびの熊本地震のことに触れながら、

(熊本在住の姉フミ子さんも一時避難所に入られたとのこと)

自然災害による行方不明者と、北朝鮮の国家犯罪による行方不明者の捜索について、

話された。

 

「るみ子姉ら、拉致被害者は、北朝鮮という瓦礫の下で、いまも救いの手を待っている」

「生きている命を救うということでは同じはずだ。政府は拉致被害者救出に、もっと

本気で取り組んでほしい」と。

どちらの被害者も、本人には何の罪もなく不条理に巻き込まれたのだから、

まったくそのとおりである。

 

「まつり」の来場者数は分からないが、10万人単位の数であることは間違いない。

3日間、延べ17時間の活動で集まった署名は2000筆余り。この数をどうみるか。

4月初め、桜満開の東京・上野公園前での署名活動では、3時間で600筆程度だった。

活動人員も、形式も違うので、一概に比較はできないが、何十万という人が来ているのに、

署名という意志表示をする人の割合は、あまりに少なすぎる。

しかし、これが日本人の現実だ。

 

メディアにも大いに問題がある、と思う。

 

昨日から北朝鮮では36年ぶりの党大会が開かれているそうで、日本のメディアも

取材を「認められて」訪朝しているが、会場に入れてもらえず、

大会であの「肥満体」が何を述べたかも知らされず、最新情報を持たないリポーターが、

自分勝手な推測だけを語っている。

 

そして映像は、整備されたピョンヤン市内の様子、「肥満体」を讃える市民の声、

「肥満体」の得意げな顔、そして毎度おなじみの軍事パレードの映像・・・

 

独自の取材もせず、北朝鮮が認める内容のみを、NHKなどは毎時トップニュースで

報道しているのである。先ほどの正午のニュースも、やはりトップニュースで、

「大会2日目の今日も、(肥満体の)第一書記が演説するものと思われます・・・」

「何を語るか、注目されます。」と・・・。

こんなニュースを臆面もなく報道しているのだ。

 

国民が拉致されて救いの手を待っていることを、すっかり忘れている(のか、忘れた

フリをしている)リポーター。

これでは日本人の頭の中から拉致問題は消えていってしまうだけだ。

 

心ある仲間とともに、ささやかな闘いを続けるしかない。

 

 

 

S006

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