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2016年2月15日 (月)

あんまりじゃないか!安倍内閣

先月、口利き事件でカネをもらった甘利明大臣が辞任し、屋台骨が揺らいだと思ったら、次々と低レベル大臣の問題が露出している。

 

丸川珠代環境相の「年間追加被ばく線量1ミリシーベルトには科学的根拠がない」発言は、同時に「メディアは自分を安全地帯において成り立つ商売」などと発言していたようだから、早晩辞任に追い込まれるだろう。島尻安伊子北方領土担当相は、「歯舞」が読めず、秘書官に読み方を耳打ちしてもらう体たらく。中学生でも大半は読めるだろう。岩城光英法務大臣も、野党の標的となって、国会答弁で右往左往。急きょ辞任した甘利大臣に代わってTPP調印式に出席した高鳥副大臣は舞い上がってしまい、ブログに自分に充てられた現地の警備体制を嬉々として書き込む軽薄さ。政治家の劣化は目に余るが、これまで人事上手とおだてられた安倍氏の過信が背景にあるのではないか。甘利大臣の後任である石原伸晃大臣も、もともと軽い。何を言い出すか心配である。

 

日銀総裁苦心の「マイナス金利の導入」が、円高・株安の大波をかぶって「アベノミクス」の先行きに暗雲垂れこめ、安倍内閣は「弱り目に祟り目」の段階に入ってきたのかも。

 

北朝鮮が年明けから核実験、長距離ミサイルの発射を強行したために、やっと日本が制裁強化に踏み切ったとたん、北朝鮮は拉致被害者を含むすべての日本人調査の中止と、「特別調査委員会」の解体をあっさり宣言した。

 

外務省が(おそらく頭を下げて)北朝鮮との合意に持ち込んだであろう「ストックホルム合意」という“積木細工”は、あっけなく吹っ飛んでしまった。この1年半、かすかな期待を持ち続けたであろう拉致被害者のご家族の心境は察して余りある。同じ結果となるなら、少なくとも半年前に強力な制裁をかけてほしかった。それは家族会も望んでいたことだ。

 

しかし、この期に及んで岸田外相は「遺憾だ」と言いながら、「ストックホルム合意は日本から破棄しない」、「対話の窓口は開けてある」とも言っている。日本人を拉致した張本人の北朝鮮相手に窓口を開けていますとは、何と間の抜けた発言だろうか。こんなのが何年も「大過なく」大臣が務まっている。(岸田氏は安倍後継のウワサもあると聞くと胸がつぶれる。)

 

核・ミサイルと拉致を一緒くたにしないでほしい。拉致は日本に対して行われた北朝鮮の国家犯罪なのだ。アメリカや中国、諸外国がどう言おうと、日本が一刻も早く解決しなければならないことである。罪なき被害者の人命がかかっている。安倍内閣しか拉致問題を解決できないと考えること自体がもはや思考停止だと訴えたい。

 

 

 

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